プラモデルギャラリー4
31:トヨタ ソアラ2.8GTエクストラ MZ11
(LS 1/20)
オークション等でもあまり流通していないLSのソアラですが、ここにきて3台めとなりました(笑)
こちらはLS後期の「アーバンコレクション」のパッケージのものです。
ノーマル仕様で製作しましたが、ボディカラーを何色にするかで少し悩みました。
イメージカラーのベージュツートンもいいし、当時の流行だった白もいいし…。
結局、箱絵と同じく白にしてみました。
ツートンは調色が難しそうだなと思ったというのもありますが。
後から気づいたのですが、リアクォーターウインドーに付くはずのサンシェードをつけるのを忘れてました^^;
※2018.07 売却しました。
32:ニッサン レパード280X F30
(LS 1/20)
ソアラに先がけて、高級パーソナルカー市場にデビューしていたのがこのレパードです。
アメリカ好みの派手なスタイリングや、真っ赤な内装がとても印象的でした。
ボディタイプは2ドアのほかに4ドアもあり、こちらもスペシャリティ感たっぷりのスタイルでした。
販売店違いで兄弟車のTR-Xも用意され、こちらはヘッドライトが角目4灯(北米仕様?)となっていました。
エンジンバリエーションも、下は4気筒1.8から上は2.8までと幅広く揃えてありました。
しかし、かえってそれがイメージを拡散してしまったのか、日本市場では翌年発売されたソアラにすっかり主役の座を奪われ
その後レパードは迷走の歴史を辿ることとなりました。
キットはLS製です。LSらしく少ないパーツながらしっかりと再現されています。
ボディはなんとなくリア周りが丸っこいというか、若干実車と雰囲気が違う感がありますが、
全体としては良い出来だと思います。
ヘッドライトのモールドが外側というのは、設計年次を考えるとまあ仕方ないかと。
ソアラと同じく、このレパードも人気車種ながらマイクロエースからの再販はなぜかありません。
オークションでも結構高値がついていることもあるので、ぜひ再販してもらいたいものです。
※2018.06.10 売却しました。
33:ダイハツ クオーレMG M55S
(アオシマ 1/20)
以前ノーマル仕様で一台製作したクオーレですが、イマイ当時からのシャコタンパーツが入っているのがわかって以降
もう一台シャコタンで作りたいな〜と思い、今回二台目を製作しました。
とは言っても、シャコタンパーツの使い方はよくわからなかったので^^;
通販サイトでイマイ時代の説明書を見て、それを参考にしましたが、
ハの字とサスペンション機構を両立できるような構造になっており、よく考えたな〜と感心してしまいました。
ただ、結構フェンダー内がキツキツで(元々、シャコタン時はフェンダーカットが前提になっていた)
タイヤを中に収めるのにちょっと苦労しました。
そのタイヤとホイールは、アオシマ1/24「目立ちたがりパーツ」のひっぱりタイヤとマークTです。
1/20軽自動車にちょうどいいだろうと思って買いましたが、予想以上にピッタリでかなりいい雰囲気になりました。
ボディカラーはいかにも80年代っぽいピンク(笑)ドアミラーはキットの物です。
ダッシュボード上面とフロアには赤いフェルトを貼ってみました。
ステッカー類は手持ちのジャンクから流用。リアウインドーには初音ミクのタウンエースを製作した時の余りを使って
旧車ブームで当時風のシャコタンを再現したけど、単なるレプリカではなく現代のテイストもちょっと取り入れました…
という感じにしてみました。
※2016.11.18 譲渡しました。
34:スズキ キャリイ移動販売(たこ焼き) ST30
(アオシマ 1/24)
日本の風景に欠かせない軽トラ。普通の平ボディのほかにもあらゆる架装で活躍しています。
そんな中、アオシマから発売されたのがこの移動販売車の架装をしたキャリイでした。
初版はいつごろなのかはわかりませんが、この型のキャリイが現役だった80年代前半ごろかと思われます。
モーターライズ、麦球でライトや看板等が点灯可能という楽しさ満載のアオシマらしいキットでした。
その後シリーズ名を変えたりしながら何度か再販されましたが、
2013年、車体デザインやパッケージを一新しリニューアル再販されたのがこのキットです。
車名の使用権料などの関係か?今回のキットにはどこにもメーカー名や車名がありませんが
キット内容自体は大きな変更はありません。
ホイールはノーマル版キャリイが出たときに新規で追加されたリアルな純正スチールが付属しています。
今回は、かつて製作したことのある旧たこ焼きキャリイに倣い?ちょいデコトラ仕様で製作しました。
ボディカラーは箱絵のイメージからあまり離れないよう赤メタリック、荷台はシルバーとしました。
バンパーはキット付属のものを使い、バイザーは一番星のキットのものを切り詰めて使用。
デッキもアオシマのデコトラから流用しました。
内装は紫のフェルトを貼り、モケット風にしてみました。
このキット、部分塗装だけで作ってもそれなりにサマになりそうな成型色になっているので
久しぶりに何かプラモでも作ってみるか〜という人にもおススメです^^
35:スズキ キャリイ移動販売(ゲームセンター) ST30
(アオシマ 1/24)
上のたこ焼きと同時にリリースされたものです。
この「ゲームキャリイ」は初版以降再販がなかったそうで、待ち望んでいた方も多かったようです。
キット構成は、上記のたこ焼きや昔作ったことのあるハンバーガーキャリイ等とは全く異なり
荷台外周にゲーム筐体がビッシリ並ぶという、なんともすごい構成です(笑)
ただ、もともと屋台用として開いている荷台の開口部をうまく活用してあり、
なかなか立体的で雰囲気のある造りとなっています。
ゲームの画面やデザイン等はすべてデカールで再現されており、成型色もすべて白となっていて
製作に関して難しい部分はほとんどありません。
ゲーム機に色を塗り、デカールを貼ってひとつひとつ形にしていくときの楽しさは何とも言えないものでした^^
ボディカラーは箱絵の青ではなく、グリーンメタリックにしてみました。
特に意味はなく、たまたま使ったことのない色を使ってみただけです(笑)
室内は説明書でも白指定になっていますが、確かにこの手の全塗装でキャビン内部なんてまず塗らないので、
ここは開発担当者の造詣の深さが感じられる部分だと思います。
オレゴンレーサーをプレイしている老け顔の少年(笑)は、自身初となるフィギュア塗装でした。
目とかの表現がとても難しいですね。今回は黒エナメルを使い、爪楊枝で点をつけてみました。
それにしても…このキット、見ているだけで楽しくなってしまいます。
実際はこんな状態では車検や公道走行など無理ですし、第一晴天時しか営業(笑)もできませんが
いかにもアオシマらしい自由な発想のプラモデルで、作っていてとても楽しかったです。
36:トヨタ ソアラ2.8GT MZ11
(LS 1/20)
LSのソアラも、なんだかんだ言って4台目となりました(笑)
まさか、こんなにたくさん手に入るとは思いませんでしたが。
今まで製作したのはノーマルか当時っぽいフルエアロ車でしたので、こちらは90年代初頭に流行し
今やひとつのジャンルとして確立したいわゆる「福岡仕様」をイメージしてみました。
以前製作したエアロソアラへ透明なヘッドライトを流用したので、こちらにはスモークレンズを使用することになります。
なので、ヘッドライトの目立たないロングノーズ仕様にしました。
ロングノーズ部分はプラ板で自作。ボンネットとの段差を消すのがとても難しく
画像で見てもちょっとうねっているのがわかりますね^^;
リアも板金でテールランプを埋めて、そこに車種不明の丸いレンズをつけたという設定にしました。
本当はポーターテールをツリ目でつけたりするのが理想だったんですが…。
ちなみに、使用したのはアオシマのデコトラのマーカー部品の中にあったものです。
マフラーはステンレスの管を適当な長さに切って、キットのタイコに接着してデュアル出しにしました。
ミラーはアオシマの目立ちたがりパーツに入っていたビタローニです。本来1/24用ですが違和感はほとんどないかと。
チンスポはプラ板で作りました。
足回りは、1/20ということで合うホイールがなくどうしようかと思いましたが、ネットでいろいろ見ていると
どうやら1/24用のホイールにフジミのワイヤーホイール用リムを足して1/20に合うように加工する技があるようなので、
それを真似てみました。
ただくっ付けただけで隙間埋めを忘れたので、近くで見るとヒドイ出来ですが…。
タイヤはちょうどいいのがなく、不本意ながらフジミのPゼロを輪切りにしてはめただけです。
角を少し落とせばひっぱりタイヤっぽく見えるのでしょうが、今回はそのまま^^;
タイヤは見た目重視で固定してあるので、回転や操舵はできません。
内装は前席のヘッドレストを除去して、シートの角度を少し寝かせてみました。
正直、こういう改造車を作るならパーツの豊富な1/24の方が楽でしょうね〜。
※2018.06.10 売却しました。
37:フォルクスワーゲン ゴルフ
(バンダイ 1/20)
ロングセラーとなったVWビートルの後継として登場したのがこのゴルフです。
2ドアのRRから、3/5ドアのFFと大変身して登場したゴルフは大ヒットとなり、
以降何度かモデルチェンジをしていますが、コンセプト不変で現在に至っています。
バンダイ製1/20のこのキット、実は子供の頃に叔父が私と弟に買ってきてくれたもので
私は同じバンダイのBMW2002ターボ、弟がこのゴルフでした。
フジミの板シャーシクラウンとかLSのケンメリとかアオシマの330とかが大好きだった私にはちょっと大人すぎるチョイス(笑)で
当時はちょっと微妙な気持ちだったのを覚えていますが、今になって作ってみたくなりオークションで探して購入しました。
BMWも欲しかったのですが、数が少ないうえにどれもプレミア価格で…^^;
キット内容としては、リアゲートが開閉できる構成になっています。
また、オプションパーツでラリー仕様やレース仕様にすることもできます。
ただ、そのため内装は基本的にレース/ラリー仕様が基本となっており、前席はバケットシートのみでノーマルシートがなく
リアシートに至っては再現すらされておらず、代わりにレース用の燃料タンクがモールドされています。
おそらく、モーターライズのための電池ボックスを収めるためにこのような構成になっているものと思われます。
また、タイヤも細身のものしかないので、ノーマルやレース仕様の場合は若干不満の残る内容となっています。
今回はリアシートをジャンクパーツでそれらしく作り、フロントはそのままとしました。
ボディカラーは箱絵に描かれている黒がとてもかっこよくて、成型色も黒だったので黒にしようかと思いましたが
素のゴルフらしく明るめのソリッドカラーということで、水色に塗りました。
ちなみに、黒はたぶんGTIの色で、箱絵も赤いモール類でGTI風になっていますが、初期型で5ドアにはGTIはなかったような…。
38:トラック野郎 一番星 天下御免
(バンダイ 1/48)
何がきっかけだったかは覚えていないのですが、私は子供のころからデコトラが大好きで
小学生時代からアオシマのデコトラプラモを何台作ったかわかりません(笑)
当然、トラック野郎シリーズも大好きでビデオやDVDも何度も見ているのですが、
全10作品中でもっとも気に入っているのがこの第4作「天下御免」です。
まあ、年末の深夜テレビで最初に見た作品がこの4作目だったため、刷り込みもあるのかな?とは思います。
このキットはバンダイから2002年ごろ再販されたもので、たまたま店頭で見かけて購入しました。
今まで1/48は手を出していなかったのですが、4作目のキットだったので買いました。
キット内容は、モーターライズで走行できるようになっていたり、部品点数も少なくなっていて
子供が買ってきて一気に作り、走らせて遊ぶといった用途に向けたものとなっています。
実際、私もこのキットは日曜の朝に組み立て始め、夜には完成してしまいました(笑)
キット特有の弱点?として、素組みではフロントのトレッドが広すぎるのとキャビンが前寄りすぎて
バランスが悪い点があります。
なので、トレッドを切り詰めキャビンと箱の搭載位置を後ろに下げて、自分なりにバランスを取ってみました。
また、マーカーランプの色も実車とは異なるため、箱下部以外はすべて黄色に塗りました。
サイズや形状、取付け位置など相違点を言い出したらキリがないので、キットの姿を生かしつつ改良する方向で仕上げました。
39:トラック野郎 一番星 天下御免
(アオシマ 1/32)
現在でもバンダイが版権を持っているトラック野郎シリーズですが、突如アオシマから1/32で
一番星のRCが発売されたのが2005年。
それから4年後の2009年、まさかの完全新金型でプラモデルが出るとは…。
これは本当に驚きでした。
最初は最終作の故郷特急便から始まり、熱風5000キロ、突撃一番星、男一匹桃次郎ときて
5作目のリリースとなったのがこの天下御免です。
従来バンダイから発売されていたキットは、1/48・1/20共に飾りの基本が2.3作目であり
シリーズ後半になればばるほど実車とキットの相違点が多く、実車を正確に再現しようと思うと改造の避けられない内容でしたが、
このアオシマ製の一番星は各作品ごとに異なる部分も可能な限り再現され、また新金型で各部品の合いもよく
だれが作っても素組みできちんとした一番星になるという夢のようなキット(笑)です。
キット内容ですが、現在アオシマで展開しているフレイトシリーズの流れを汲むもので、
各部が非常にリアルに再現されています。
荷台はリア扉が開閉可能な「オープンボディ」と、組み立てが簡単な「クローズドボディ」が入っており
最初は当然オープンボディで組むつもりでしたが、デカール貼り作業が困難を極めるであろうことに怖気づき^^;
クローズドボディで製作しました。
ちょっと高価なキットではありますが、それだけの価値は十分にあると思います。
40:椎名急送 コリーダ丸
(アオシマ 1/32)
上の天下御免と同時に、劇中のライバル車であるコリーダ丸も発売されました。
もっとも、こちらは従来のデコトラキットのパーツを流用した「バリューデコトラ」シリーズのひとつとして出たものです。
元々コリーダ丸は「大型デコトラ」シリーズの一つとして発売されていましたが、
今回は従来品では再現が不十分だった各部をリニューアルして再発売となったものです。
さて、このキットですが素組みの状態だと荷台の全高がありすぎて違和感があるので、
箱の上部を一番星の箱の高さに合わせて切り詰めました。
古いトラックは今より荷台の高さが低かったので、ここを改造することでグッと雰囲気がよくなります。
両サイドの箱絵はサイズが合わなくなりましたが、現物合わせで上下をカットして貼り込みました。
側面にはリベットの凸モールドと波板再現の凹モールドがあるので、そこに馴染むように貼りつけるのがちょっと苦労しました。
リアの文字は「四国」のほうは一文字ずつ、「宇和島港」は「宇」と「和島港」に切り分け、隙間を詰めて貼りました。
宇と和の間がちょっと無理やりですが、まあ許せる範囲かと^^;
飾りは基本的にキットのままで、特に改造はしていません。
紅白モールで再現された化粧まわしは質感的にイマイチですが、そのまま使っています。
一番星と並べてみます。
「ええ〜気分じゃのう〜」
「うるせえ!疲れたろ おんぶしてやるから上に乗れ!」
「コリーダ、お迎えが来たぜ!」
「じゃかましい!」
なんていう名場面が目に浮かぶようですね(笑)