歴代クラウン、セルシオ、アリスト

 


トヨペットクラウン
メーカー:LS
言わずと知れた初代クラウンです。初の純国産乗用車として歴史に残る名車です。キットは1/32で、シンプルなパーツ構成で気軽に作れる良品で、現在もアリイから再販されている長寿キットです。


クラウンSL
メーカー:ヤマダ
いわゆる「クジラクラウン」という型で、当時としてはあまりに前衛的なデザインが市場で受け入れられず大苦戦したモデルです。
キットは上げ底モーターライズという時代を感じさせる構成ですが、童友社から再販されています。


クラウンスーパーサルーン(MS90)
メーカー:オオタキ
先代の教訓を生かし、直線的でコンサバティヴなデザインになりました。実際市場の受けも良かったようです。
キットは絶版で珍しいオオタキのものです。内装などは時代を感じさせるやや大味な雰囲気ですが、ボディはとてもいいです。
それにしても、 このキットも再版されませんね〜。


クラウン2.0スーパーサルーンターボ(MS110)
メーカー:フジミ
当時のクラウンは税金の関係で5ナンバーが主流でした。現在残っているものも大半がこの5ナンバーモデルだと思います。
このキットは5ナンバーノーマル仕様です。絶版で恐らく再販もされないでしょう。
ホイール以外はノーマルで製作し、バンパーはメッキ風スプレーで塗装しました。


クラウン2.8ロイヤルサルーン(MS110)
メーカー:フジミ
直線的なデザインになった通称「鬼クラ」です。この頃からいわゆる「ハイソカーブーム」の兆候が見えだしました。この型のクラウンもかなりの数が白で販売されたものと思います。
このキットは共通シャーシとの合いも比較的いいですし、プロポーションも悪くないです。


クラウン2.8ロイヤルサルーン(MS110)
メーカー:フジミ
こちらは、80年代後半になぜか北海道でのみ流行したホットロッドスタイルを再現しています。
キットは最近の再販のものですが、透明部品を5ナンバーと交換したのでスモーク仕様です。
ホイールはアオシマのクレーガー。このスタイルの再現ならこれしかないと思いました(笑)


クラウン2.8ロイヤルサルーン(MS110)
メーカー:フジミ
エアダムチューニング・ベンツマスククラウンと銘打ったこのキットは、キットどおりに作ったらなんだかどこかのコンプリートカーみたいでけっこうカッコイイです。
ホイールのみキット付属のインパルからAMGに変更しました。やはりトヨタにインパルは違うと思って…。
ライトがスモーク成形なので写真だと黒く見えるのが難点ですが、全体的には良く出来たと思います。
こういう架空のキットって今あまり無いですよね〜。フジミさんにはこういうのも是非再販して欲しいものです。


クラウン2.0スーパーサルーンターボ(MS110)
メーカー:フジミ
エアダムワークスシリーズのこのキットは、フェンダーがあらかじめカットされていてノーマルに作るの不可能でした。せっかくの5ナンバークラウンなのに・・・。
仕方ないので80年代のチバラギを意識して製作しました。MR2から可変2段ウィングを持ってきて、ベンツマスククラウンから大型フェンスポを流用しました。チバラギといっても派手ではなくやや渋めにしてみました。
それにしても、これもライトがスモーク仕様。当時はスモーク成形が流行り?

クラウン2.8ロイヤルサルーン(MS110)
メーカー:フジミ
顔面に廃車した120クラウンのものを無理やり移植し、ボディはレッドマイカにオールペンしました。
こんな感じの顔面スワップ改造車は80年代にたくさんいましたね〜。マークUにベンツグリルとか、クレスタにクラウングリルとか、ブタ目マークUにクラウン顔!なんてのもいましたっけ^^;


ご覧の通り、リアから見たら完全に110クラウンです。
以前は青メタだったのですが、塗装を重ねすぎてひび割れていて、ちょうどシンナー風呂のテクを覚えたので早速リメイクしました。前よりは綺麗になったと思います…。


クラウン2.8ロイヤルサルーンG(MS125)
メーカー:フジミ
こちらは貴重な3ナンバーの前期型です。インチアップエアロシリーズのキットでしたが、ハイメカシリーズのシャーシを使いフルノーマル仕様にしました。ただこのシャーシとボディとの合いがあまり良くなくて…。
元の板シャーシよりは全然リアルでいいのですが。


クラウン3.0ロイヤルサルーンG(MS125)
メーカー:フジミ
ハイソカーブーム真っ盛りのころのモデルです。
これはペイント&ベロアというシリーズのもので、ボディ塗装済み&内装部品が植毛仕上げという珍しいキットです。ダッシュボードまで植毛されているのは当時のシャコタンによくいたチンチラ仕様の影響でしょうか?


クラウン3.0ロイヤルサルーンG(MS125)
メーカー:フジミ
こちらは後期型のシャコタン仕様です。黒で渋めな感じにしてみました。
このキットはシャーシとの合いが良くなく、リアバンパーにもマフラー用の切り欠きが左右にあるなど修正すべきところは多いですが、全体的なプロポーションは良く、また120系では唯一のキットなので重宝します。


クラウン3.0ロイヤルサルーンG(MS125)
メーカー:フジミ
この車が現役だった当時によくいたチバラギ仕様です。
普段はノーマル、何かあったらワークス、デッパ、タケヤリを装着してはい変身!(笑)
ちなみにこの配色は「絶っ!オーバーハート(だったかな?)」というマンガを参考にしました。


クラウン2.0ロイヤルサルーン(GS120)
メーカー:フジミ

前期型の5ナンバークラウンです。前期型の初期のキットはマフラー位置が実車と反対になるエラーがあります。 また内装もフロントシートがホンモノと違いバケットタイプになっており、ある意味当時のフジミらしいキット構成になっています。
ホイールは適当なディッシュタイプを付けましたが、この手の車にはメッシュの方が似合いますね。


クラウン2.0ロイヤルサルーンSC(GS120)
メーカー:フジミ
マイナーチェンジと同時に、非力な2000ccエンジンにスーパーチャージャーをつけてパワーアップを図りました。グリルもリデザインされて3ナンバーと似た雰囲気になっています。
キットも金型改修して後期型になりましたが、ドアミラーやテールレンズ等が前期型のままなので、忠実に仕上げるには注意が必要です。 自分の場合はテールの塗り分けを変えた以外そのままですが^^;


クラウン3.0ロイヤルサルーンG(MS137)
メーカー:アオシマ
クラウンエイト以外では初の、3ナンバーオリジナルボディのクラウンです。
ですが5ナンバークラウンとさほどイメージが違わなかったため、後発のシーマに対してかなり苦戦を強いられました。
このキットは、金型改修で再販できない130前期型!エアロ仕様のキットだったんですが、エアロをつけずノーマルにしました。ホイールは手ごろなのが無かったので150系クラウンの純正を使用。でもいまいち雰囲気が違いますね。


クラウン4.0ロイヤルサルーンG(UZS131)
メーカー:アオシマ
マイナーチェンジでバンパーほかのデザインを変更、同時にセルシオ用の4リッターV8搭載モデルを追加しました。
フルノーマルで製作しましたが、このキットはグリル周りが非常に細かいので、再現が難しいです。

クラウン4.0ロイヤルサルーンG(UZS131)
メーカー:アオシマ
こちらはVIPカー黎明期のノンエアロ仕様をイメージして製作しました。
ベストカーシリーズがベースで、車高はVIPシリーズの部品を利用して下げ、ホイールはほかのキットから流用しました。
高級車はこのぐらいで抑えている方がかっこいいと思います。

 

クラウン4.0ロイヤルサルーンG(UZS131)
メーカー:アオシマ
実車でVIPCARが注目されてきた頃に発売された「VIPCAR」シリーズ。
エアロはSパッケージと同じもので、基本的にアオシマオリジナルです。
この頃からドレスアップ系キットには大抵の車種でダウンサスキットが入ってました。Sパッケージシリーズではオプション品が豊富なのは良いのですが、車高が下げられない設計だったので。

クラウンロイヤルサルーンG(UZS131)
メーカー:アオシマ
VIPCARシリーズは最初はSパッケージと同様のアオシマオリジナルエアロ仕様でしたが、この「ジャンクションクラウン」あたりから実在するエアロ装着車をバリエーションに加え、その名もスーパーVIPCARシリーズとされました。
このキットは限定のジャンクション塗装済み仕様です。ホイールはジャンクションのままだとデモカーみたいなので、あえてOZレーシングに替えてあります。

クラウンマジェスタCタイプ(UZS145)
メーカー:アオシマ
ジャンクションマジェスタは、実車にあわせたのか?グリルが別金型で後期型になってるようです。
こちらも塗装済みの限定仕様です。131クラウンと違いフルジャンクションでデモカー風にしました。

クラウンマジェスタCタイプ(UZS145)
メーカー:アオシマ
モデルチェンジでクラウンは全車3ナンバーボディになりました。また上級車種としてマジェスタがデビューしました。まるっこいボディが不評で、ロイヤルシリーズはマイナーチェンジで先祖帰りしました。
このキットはVIPCARシリーズのキットで、フルエアロ、クリアテール仕様にしました。グリルは新金型でビレット風のものがついていますが、あえて純正を付けてみました。


クラウンマジェスタCタイプ(UZS145)
メーカー:アオシマ
ZRシリーズのキットです。マジェスタではあまり見ない黒で、ノーマル仕様にしてみました。
当時は不評だった曲線デザインですが、こうして今見るとスタイリッシュでなかなか良いと思います。

アリスト3.0V(JZS147)
メーカー:アオシマ
140系クラウンデビュー時に、対シーマ用なのか280馬力のモデルがデビューしました。それがアリストです。
基本をクラウンと共用し、ジウジアーロデザインのボディを纏ったクラウンファミリーの異端児とも言える存在です。エアロをつけずノーマルにしてみました。ホイールは手持ちの18インチを履かせてあります。

アリスト3.0V(JZS147)
メーカー:アオシマ
こちらのキットはVIPCARシリーズのキットです。スポーティVIPのイメージで作ってみました。
アリストはその性格上走り系の改造をされることが多く、純粋にVIP系といった感じのものは少なかったですね。


アリストGS300(JZS161)
メーカー:アオシマ
初代のイメージを残しながらモデルチェンジしました。型式もクラウン兄弟とは少し離れて、独自の道を歩むことになりました。
キットはアドミレイションフルエアロ仕様です。アオシマらしい良くできたキットです。



クラウンロイヤルサルーンG(JZS151)
メーカー:フジミ
ワイズスポーツのフルエアロ仕様です。
この頃、
フジミもブームに乗りVIPCARシリーズを立ち上げましたが、アオシマほどのバリエーション展開にはなりませんでした。ただ150系ロイヤルをモデル化したのは特筆に値します。


クラウンロイヤルサルーンG(JZS151)
メーカー:フジミ
フレームを捨て、全モデルモノコックボディとなった初めてのクラウンです。 先代の反省か?外観はいかにも「クラウン」といった趣です。
こちらはフルノーマルで製作しました。キットはフジミ暗黒期?と言われる時期のもので全体的に大味な感じがしますが、プロポーション自体はさほど悪くないです。


クラウンマジェスタCタイプ(UZS155)
メーカー:フジミ
マジェスタはリアのデザインが特徴的なものになりました。
このキットはシャーシがロイヤルと共通なせいなのか、少しずんぐりした感じのプロポーションです。
後にアオシマから同型のマジェスタが発売されたので、作り比べるのも良いかもしれませんね。

レクサスLS400
メーカー:アオシマ
トヨタの海外での高級車販売網として誕生したレクサス。そのトップモデルがLS400です。当初日本導入はされる予定は無かったそうですが、結果的にセルシオとして日本でも発売されました。セルシオ発売前には、わざわざ逆輸入して乗っている人もいたとか。
このキットはVIPCARシリーズですが、エアロレスでシンプル仕様にしました。ホイールはヘッド40がついていましたが、イメージに合わないので別売りでWALDを装着しました。


セルシオBタイプ(UCF11)
メーカー:フジミ
セルシオはタミヤ・アオシマ・フジミ・グンゼと近年では珍しい4社競作となりました。各社とも甲乙つけがたい内容で、今でもフジミ・アオシマは比較的容易に入手可能です。
このキットは珍しいB仕様をモデル化したもので、フロントスポイラーが特徴です。色はイメージカラーのグリーンにしてみました。


セルシオCタイプ(UCF11)
メーカー:アオシマ
こちらはフルエアロ仕様にしました。スーパーZRシリーズのキットで、車高は瞬着で強引に下げました。サフェーサーの上から直接パールホワイトを吹いたので若干グレーがかっていますが、意外にも色味がいい感じになりました。

セルシオCタイプ(UCF11)
メーカー:アオシマ
このキットはスーパーVIPCARシリーズですが、オートサロンか何かで配られた?非売品のWALDコレクションです(といっても箱が違うだけですが)。
雑誌の読プレでゲットしました!
WALDのエアロはシンプルながら本場のヨーロピアン風で渋くてイイ!


セルシオCタイプ(UCF11)
メーカー:フジミ
フジミお得意の?エアロシリーズのキットです。VIPCARの全盛期にはこんな感じのセルシオって結構存在してましたよね〜。
カタチが派手なので、色はやや渋めにダークブルーにしてみました。

 

セルシオCタイプ(UCF21)
メーカー:アオシマ
セルシオの2代目です。最初のモデルチェンジではあまり印象が変わらず、マイナーチェンジで顔つきをガラリと変えてきました。一説にはこれは初代のユーザーに対する気配りだったとか。
キットはスーパーVIPCARシリーズで、エクスクルーシヴフルエアロ。モールはキット付属のメッキシールを貼ってみました。アオシマらしいしっかりしたボディラインや、リアルな内装がとてもよいキットです。


センチュリー
メーカー:アオシマ
トヨタが誇る最高級車です。何十年ものあいだ、日本の本物のVIP達に愛用されている伝統ある車です。
それにしても 誰がこの車種のキット化を予想できたでしょうか? キットのほうはセルシオと共通のシャーシを使用しているため、ブレーキがブレンボだったりリアサスも独立式だったりしますが、そんなところはどうせ見えないので全く問題なしです。それよりも、こんな車種選択をしてくれるアオシマと言うメーカー、私は大好きです(笑)


センチュリー
メーカー:アオシマ
こちらは車高をさげてみました。色は黒だとやばい雰囲気になるので(汗)あえてシルバー系で塗ってみましたが、これでも十分近寄りがたい雰囲気ですね^^;