歴代セリカ(含XX、スープラ)

 

セリカ1600GT(TA22)
メーカー:アオシマ
フル・チョイス・システムを引っさげて1970年に登場したセリカ。今見るとフォード・マスタングにかなり似ていて、トヨタがこのクルマを参考にしたというのがはっきりとわかります。
ちょっと昔の走り屋風という感じにしてみました。チンスポイラーはニチモのボディから切り取って使用、フェンダーミラーは童友社のキットから流用しました。


左の車のリアビューです。キットは古い設計ながら内装も再現され、今の目で見ても遜色ありません。後期型ですが、テールはニチモのワンテールを使用しました。現在新規金型でハセガワから初期型が発売されていますが、アオシマ製の後期ともどもノーマル仕様で作り比べてみてもいいかもしれません。

セリカ1600GT(TA22)
メーカー:ニチモ
モーターライズキットなので細かいとこはいまいちですが、設計年次を考えればプロポーションはなかなかです。
ラメ成形のボディや、各種オプションパーツなど当時の流行を取り入れたキット内容になっていました。


セリカ2000GT(RA25)
メーカー:アオシマ
追加車種として発売されたハッチバックは、LBと名づけられこの名称で3代目まで存在しました。当時はこれが「多用途車」として発売されていたのだから時代を感じます…。
シャコタン仕様にしてあります。
このキットは後期型ですが、現在普通に手に入る唯一のセリカLBです。入手可能な前期のLBってほぼ皆無に近いんですよね。



セリカクーペ2000GT(RA40)
メーカー:LS
現在アリイから再販されてますが、これはそれ以前にオークションで手に入れたLS版です。
シャーシが同シリーズのスカイライン等と共通らしく、若干全長が長めに見える気もしますが、 雰囲気はなかなか良いと思いますし、何しろ唯一と言える2代目セリカのキットです。


セリカクーペ2000GT(RA40)
メーカー:アリイ
こちらはアリイからの再販版です。
80年代当時の改造車風にしてみましたが、イマイチ雰囲気が出ませんでした…^^;

セリカXX2800GT(MA61)
メーカー:タミヤ
2代目の途中から追加されたXXですが、当初は高級GTのような性格付けでした。
ですが、この型でソアラとシャーシを共用したため、差別化のためかよりスポーティな性格付けになりました。
タミヤのセリカXXは実車同様に?ソアラと共通部品が多く、ステアリングもソアラの獅子(だっけ?)マークがモールドされていた気が…。
フルノーマル仕様。さすがタミヤだけあり、非常にプロポーションがいいです。
これは再販品ですが、タミヤは古いキットでも定期的に再販をしてくれるので非常にありがたいです。


セリカXX2800GT(MA61)
メーカー:LS
こちらはLSのキットです。
下のシャコタン仕様と同時に入手したもので、こちらはノーマル仕様で組みました。
タミヤと違いドアミラー仕様です。ボディの雰囲気は他のメーカー製と比べても良い方だと思います。
車高はノーマル車としては若干低めな感じもしますね。


セリカXX2800GT(MA61)
メーカー:アリイ
このキットはLS無き後金型を受け継いだアリイから再版されたものです。
小学生時代にメカドック仕様のものを作ったことがあり、当時を思い出してメカドック仕様を意識して製作しました。
エアロはアオシマのピッツーラ、ホイールはフジミのスパルコを使用しています。


セリカXX2800GT(MA61)
メーカー:LS
このキットはLSのもので、初期の製品のためドア内張りがありませんでした。
90年代初頭に流行った感じの超シャコタン仕様で、ホイールはフジミのボルクレーシングを使用しています。
キットの指定通りシャコタンに組むだけ(後輪キャンバーは若干調整しました)で、こんなに低くなります(笑)


セリカXX2800GT(MA61)
メーカー:LS
こちらはドア内張りが追加されています。パーツ構成を見る限りでは、輸出版スープラの製品化に伴い追加されたようです。
80年代に流行ったスーパーホワイト&エアロホイール仕様で、キットのままの素組みです。
スーパーボルクの向きが逆だったかも…というか、どっち向きが正解なのかわかりません^^;


セリカXX2800GT(MA61)
メーカー:フジミ
今でも割と入手が容易と思われる、フジミ製のキットです。
このキットはメカドック仕様として突如発売されたものでしたが、エアロのみ流用して左のものと同じコンセプトで製作しました。
共通シャーシに平たく見えるボディなど、当時のフジミらしい?キットですが、この車に関してはその平たさがかえって良い雰囲気だと思います。

スープラ3.0GT-LTD前期型(MA70)
メーカー:タミヤ
セリカXXは本体のセリカがFF化されたのと同時に独立し、輸出名のスープラの名前を与えられました。スタイルは先代の正常進化版ともいえるもので、シャーシをソアラと共有するのも先代と同じでした。
タミヤのキットは、実車ではわずかな時期のみ生産された前期顔のワイドボディです。本来は輸出向けのボディでした。
当時のタミヤに多かった前後ともシャフトでタイヤを組むタイプです。



スープラ2.0GTツインターボ前期型(GA70)
メーカー:フジミ
前期型のスープラは5ナンバーボディでした。スマートでこれはこれでカッコよかったりします。あえてリアスポイラーを付けず、素のスープラにしてみました。珍しく純正ホイールも使いました。
現在は後期型に金型改修されたため、改修前の前期5ナンバーのキットは入手困難となっています。

スープラ3.0GTターボA(MA70)
メーカー:フジミ
実車では限定で生産されたターボA。270PSを誇るホモロゲモデルでした。 後期では一部グレードを除き基本的にワイドボディになりました。
フジミのスープラは共通シャーシのため、別売りホイールを履くときにそのまま履くと、トレッドが異常に狭くなって超カッコ悪くなってしまうので調整しました。内装はキットの説明どおりグレー系にしましたが、ターボAは黒系だったような気もします。

セリカGT-R(ST165)
メーカー:タミヤ
FF初代の「流面形セリカ」です。今見てもスタイリッシュ!このあと2代にわたりこのデザインポリシーが受け継がれました。
また、この型から国内ではハッチバックのみに集約されました。
ちなみに輸出型にはクーペがあり、国内では顔を変えてコロナクーペの名で発売されていました。
キットはシャーシがカリーナEDと共通で、前後ともシャフトでタイヤをつなぐタイプです。


セリカGT-R(ST185)
メーカー:タミヤ
先代から比べてさらに曲線過多になり、どこにも直線が無いというほどになりました。
セリカは代々美しいスタイルがウリで、この型のセリカも今見てもカッコイイです。この型ではクーペ仕様の国内投入は顔替えも含めて行われませんでした。
キットは完全ディスプレイ仕様で、ホイールはタミヤで主流の、ホイール側にピンがあるタイプになりました。これはアオシマのものを流用してあります。


セリカSS-U(ST202)
メーカー:タミヤ
シリーズ全体が3ナンバーになりました。顔がリトラから丸4灯に変わり、少しアクの強い感じになりました。また輸出型のクーペが顔を変え、カレンとして久々に国内投入されました。
キットはちょっと前のタミヤキットの定番的内容で、エンジン、足回り完全再現という盛りだくさんな内容でした。


セリカGT-FOUR(ST205)
メーカー:タミヤ
GT-FOURは160系から設定されましたが、200系では歴代のものよりいっそう差別化が図られ、標準車には無いグリルやエアインテークなど迫力ある仕様になっています。
キット内容は内外装についてはFFのものとほぼ同じで、GT−FOUR専用部品が追加されているぐらいですが、当然ながら足回りはほぼ完全に別パーツで構成されています。


セリカSS-U(ZZT231)
メーカー:タミヤ
バリエーションが1.8リッターエンジン、FFのみに集約されました。デザインはかなりアグレッシヴで個性的です。それに、なんと言っても希少な2ドアクーペというのがポイント高かったです。
キットはタミヤらしい精度の高さで、組み立てに際し難しいことはありません。ホイールはハセガワのポルシェ968から流用してみましたが、サイズがぴったりでした。


スープラRZ(JZA80)
メーカー:タミヤ
80スープラはより本格的なスポーツカーとしてデビューしました。デザインは好みが分かれるところですが、迫力はあります。
このタミヤのキットはエンジンも再現されたフルディテールモデルで、ボンネットの閉まり具合は調整が必要かもしれませんが、組みやすく、実感たっぷりのなかなか良い出来のモデルです。