ローレルSGX(C130)
メーカー:マルイ
ハイオーナーカーの市場を切り開いた車です。キャッチフレーズは「ゆっくり走ろう」だったんですが、極太タイヤを軽々飲み込むリアフェンダーと、車高を落とすとカッコよくハの字を切る後輪のおかげで、族車ベースとして大人気という皮肉なことに(笑)
マルイ製キットは絶版お宝キットで、オークション等では相当な高額で取引されているようです。やや細長い感じに見えますが、逆に他社キットが幅広すぎるのかもしれません。
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ローレルSGX(C130)
メーカー:アオシマ
こちらのアオシマ製は今でも入手可能なロングセラーです。リアクウォーターピラーからトランクにかけてのラインが若干実車と違っており、角度の修正がキット定番の改造となりつつあります。
このキットは小学校時代から何度も買いましたが、いつもシャコタンにして紫やピンクに塗っていたので、ノーマルにしたのは実は初めて^^;
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ローレルSGX(C130)
メーカー:ニチモ
ニチモ製はプロポーション自体はかなりいいと思うのですが、上げ底内装やライトグリルが一体成形など、モーターライズ前提の前時代的な設計というのがちょっと惜しいところです。
ニチモ製1/24キットはレース仕様車が何度か再販されていますが、このローレルのようなレース出場車ではない車種は再販されておらず、今では希少なキットとなっています。
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ローレルSGXターボ(C31)
メーカー:イマイ
アメリカナイズされていた感のある前モデルのC230から一転、スタイリッシュなヨーロピアンスタイルとなりました。
ただ押し出しが弱いせいか?いまいち不評だったそうで、実車の販売は不調だったとか。
キットは今井無き後アオシマから再販されており、今でも容易に入手できます。今の目で見てもなかなか良い出来のキットです。
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ローレルメダリストターボ(C32)
メーカー:LS
あまり評判の良くなかった先代の反省からか?箱を3つくっつけたようなカクカクのスタイルになっちゃいました。当時の日産車はほとんどの車種がこうした絶壁のようなスタイルをしていましたね。
このキットはLS製で、ノーマル状態で製作ですが車高はかなり低くなります。
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ローレルメダリストターボ(C32)
メーカー:アリイ
こちらはLS無き後にアリイから再販されたものです。シャコタン仕様にしてみました。
今の目で見るとライバルのマークUとそれほど大きな違いは無いように思えるのですが、当時は圧倒的な大差をつけられていました。それが時代の空気というものなのでしょうか。
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ローレルメダリストクラブL(C33)
メーカー:アオシマ
この頃から、トヨタの後追い的な車作りをやめ、独自路線で対抗。これが成功してこの型のローレルはなかなかの人気車となりました。実際今見てもすごくカッコイイです!
当時流行っていたいわゆる「カリーナEDルック」です。
アオシマとフジミからキット化されましたが、アオシマ製は当時の同社のスタンダードともいえる構成です。
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ローレルクラブS(C34)
メーカー:アオシマ
スタイリッシュながら「室内が狭い」といわれた先代から一転、なんだかコンセプトがはっきりしない形になりました。実際市場でのウケも今ひとつだったようです。この頃からまた日産の迷走が始まった気が…。
キットのほうはアオシマらしく良い出来で、部品の合いなどはすばらしいものです。
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